アーサーと魔法_目次

1章-アーサーと魔法のランプ
スコットランドにもらった願いを何でも一つ叶えるランプの精に『愛されたい』と願ったイギリスは、いきなり可愛らしい女の子になってしまった。

2章-道連れはイタリア男
理由はわからないが怒っているらしいスコットランドに動揺するイギリスを逃亡の旅に連れ出したのは、ヘタレで知られる北イタリア、ヴェネチアーノだった。

3章-とある男兄弟の長男の話
幼い日、スコットランドがイングランドと距離を置こうと決意した理由とは?

4章-イタリア男の本気
イタリアにエスコートされて女の子の姿で大好きな可愛い物を満喫するイギリスだが、イタリアと逃亡した事がスコットランドにばれて追われている事を知り、イタリアはイギリスを兄、ロマーノに託す事に…

5章-保護してくれた男の孫
イタリアからチェンジしてロマーノにかくまわれる事になったイギリス。
正体を隠して女の子のフリをしているせいか、普段ヘタレと思っていたロマーノのイタリアよりもやや粗い優しさに、昔保護してくれていた彼らの祖父、ローマ帝国の姿を重ねる。

6章-兄は所詮妹には弱いもの
弟から引き継いでイギリスとは知らずに少女になったイギリスを隠れ家にかくまうロマーノ。
そこで家庭的なところがあるのにどこか危なっかしくて妹っぽい雰囲気のイギリスに惹かれていく。

7章-愛情表現プロイセン式
イタリアが万が一捕まったら間違いなく自分の所に追手が来るだろうと予測したロマーノは後ろ髪引かれる思いでイギリスを今度はプロイセンに託す。託されて一目で少女の姿をしていてもイギリスだと気づくプロイセン。少女に姿を変えた理由を知ると、イギリスが他の相手にも愛されていると教えるため、敢えて別の場所にイギリスを送る決意をする。

8章-秘めた想いこそ
上手に愛されている事を教えてくれるだろうと、プロイセンからイギリスを託されたのは日本だった。
イギリスに想いを寄せるプロイセンの気持ちも知りながら、自分もイギリスに想いを寄せる日本。
イギリス本人と知らないふりで少女になっているイギリスをもてなすが、そこにイギリスをずっと尾けていた影が……!!

9章-新大陸の野望
ずっとイギリスを尾けていた影はイギリスに片思い中のアメリカだった。
日本でイギリスを拉致、そのまま自邸に連れて帰ったアメリカだが、想いを遂げようとした瞬間、ロマーノがイギリスに渡した麻酔針入りの指輪で眠らされ…

※ここからスペイン、ロマーノ、プロイセン、イタリアが助けに来る各ENDの分岐に分かれます。


◆スペインルート

アメリカを寝かせたのは良いがどかせられないで呻いていたイギリスを助けに来たのはスペインだった。
そしてそのまま二人で逃げる途中、少女をイギリスと知らないスペインは、自分とイギリスは実はローマ帝国が決めた許嫁のようなものだったのだと語りだす。
お姫様とコンキスタドール

コンキスタドールの悲願

コンキスタドールと愛の国

◆プロイセンルート

アメリカを寝かせたのは良いがどかせられないで呻いていたイギリスを助けに来たのはプロイセンだった。しかしアメリカ邸から脱出するとプロイセンはイギリスを待機していたスペインに託し、自分が囮になって二人を逃がそうとする。イギリスを愛している…だが亡国でいつ消えるかわからない自分ではイギリスを幸せに出来ないかもしれない…そう思って距離を取ろうとするプロイセンだが…
眠れる黒鷲を起こす愚行

二人分の祝福を君へ



◆南イタリアルート

アメリカを寝かせたのは良いがどかせられないで呻いていたイギリスを助けに来たのはロマーノだった。
そしてそのまま二人で船で海上へと逃げる。お互いに惹かれていく二人。だが、ロマーノは少女の正体がイギリスだとは知らないから愛してくれるのだと思ったイギリスは最初で最後の思い出にと愛を交わしたあと、こっそり海へと身を投げる。
勇気を貯めたラテンの本気

イタリア男と人魚姫


◆イタリア+?ルート

『まるでお伽話の結末のように、二人でいつまでもずっと一緒に幸せになろう?』
イギリスを救出後、自分自身も持っていた魔法のランプで空間を開き、そのままイギリスを自宅に連れ帰るイタリア。不幸は全部もっとたくさんの幸せで埋めてあげる…と、甘いお菓子の中でプロポーズ。
そして…もう一人イギリスにもっとも近い人物のおまけが少し。
不思議の国にようこそ!

世界の愛は君のもの



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